Webデザイナーの仕事は未経験者だと中々受からない、難しいというイメージがありますよね。しかしそれは正社員の場合の話です。派遣だと実務経験がなくても未経験からWebデザイナーになったという人は多く存在します。
なぜ派遣だとWebデザイナー未経験でも仕事が決まりやすいのか、それを今回はご紹介していきます。
理由1.年齢が非公開
履歴書やWebからの応募には年齢が必要になりそれが採用の基準の一つになりますが、派遣は個人情報保護の観点から年齢が応募先に非公開となります。
その分、これまでの経験やスキルが重視されるので、年齢がネックになって中々採用が決まらないという方は一度派遣に登録し、そこから企業に応募してみてはどうでしょうか。
こちらの「32歳主婦が未経験者からWebデザイナーになった方法」で書いた彼女も、正社員では中々仕事が決まりませんでしたが、派遣では一発で決まり今もWebデザイナーとして働いています。
理由2.仕事を紹介して貰える可能性がある
派遣は自分で気になる仕事に応募するのがほとんどですが、中には派遣会社から電話がかかってきて仕事を紹介される場合もあります。
そしてその仕事は、自分で応募するよりもはるかに決まりやすいのです。
自分で応募すると、まず派遣会社の社内選考があります。応募して2~3日で結果が出ればまだ良いのですが、1週間~2週間待つ派遣会社もあり、他に気にある応募先がある人はそんなに待ってはいられませんよね。
それが派遣会社の方から仕事を紹介される場合は、社内選考がもう通ったも同然なのであなたのスケジュールに合わせてすぐにでも面接(派遣では顔合わせといいます)に行くことができるのです。
紹介される仕事は既に派遣サイトに載っている案件もあれば、まだ掲載前にあなただけにかかってくる場合もあります。
紹介されるポイントとしては色んな派遣会社に登録しておくことが重要です。どの派遣会社に未経験者OKの募集が入ってくるか分かりません。一つの派遣会社にこだわらず、とにかく色んな派遣会社に登録することが仕事が決まる近道となります。
IT系やWeb系の求人が多い派遣会社は「登録しておきたいWebデザイナーにおすすめの派遣サイト」で紹介しているので、この中からいくつか登録しておきましょう。
決まりやすくなるためのポイント
1.あれば優遇・歓迎されるスキルを磨いておく
「未経験でも仕事が決まりやすい」といってもそれは正社員と比べてであって、最低限必要なスキルや知識がないと派遣でもそう簡単には決らないのが現状です。
目当ての仕事を決まりやすくするためには、「Webデザイナー未経験者にとって最低限必要なスキルや知識」で紹介している基礎的なスキルや知識に加え、デザインセンス、WordPress、レスポンシブウェブデザインといった「あれば優遇・歓迎されるスキル」を磨いておくことが大切です。
派遣会社に「この人は未経験者だけどWebサイトを作れる技術もあって、他にも生かせる技術を持っているし仕事を紹介しても大丈夫そうだな」と思わせましょう。
2.ポートフォリオサイトを用意しておく
未経験者は実務での実績がないため、他にアピールできるものを用意しておく必要があります。それがポートフォリオサイトです。
派遣に登録する際、職務経歴書やポートフォリオをアップできる欄があるのでそこに載せておきましょう。派遣会社がそれを見て、あなたに仕事を紹介してくる可能性があります。逆にポートフォリオサイトのない未経験者に紹介する仕事は「ない」と思っていた方が良いです。
あなたの持つスキルや知識がどのくらいかによって、紹介される仕事も決まる仕事も変わってくるので、正社員の応募と同じようにポートフォリオサイトはちゃんと準備して派遣の登録に挑むことが、派遣で仕事が決まりやすくなるためのポイントです。
それでも派遣に抵抗があるなら
今まで正社員一本で働いてきた人にとっては派遣という働き方は抵抗があるでしょう。
しかしWebデザイナーにとっては派遣で働くことはデメリットよりもメリットが大きいのです。理由は「派遣で働くWebデザイナーはデメリットよりもメリットが大きい」に書いてますが、派遣で働くことも視野に入れるとWebデザイナーへの道はすぐに開かれるかもしれませんよ。
「派遣は今だけ、3年後には正社員かフリーランスになる!」と思って、一度派遣でも仕事を探してみることをおすすめします。
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