神奈川在住のキミドリです。
Webに関わる仕事について12年目になりました(2017年11月現在)。
Webディレクター、Webデザイン、マーケティング戦略などを経験し、現在はWebデザインを中心に某メーカーのWeb担当をしています。
このブログは「未経験からWebに携わる仕事に就きたい(特にWebデザイナー)けど、どうしたらなれるの?」と悩んでる方のために、少しでもアドバイスできればと思いを立ち上げました。
ここ2、3年で未経験からWebデザイナーになった友人や知人も出てきたので、彼女たちがどうやってWebデザイナーに転職できたのかもお伝えできればいいなと思っています。
Contents
管理人の簡単な経歴
その1.出版業界に入社
その2.某ポータルサイト運営会社にWebディレクターとして入社
その3.転職活動を行うもうまく行かずニート生活を半年ほど送る
その4.某ECサイトのマーケティング部にバイトで入社
その5.1年後、社員になる
その6.某女性向けサイトのマーケティング部に入社
その7.某メーカーのWeb担当に転職(現在)
その1.出版業界に入社
デザイン系の専門学校を卒業するも、デザイン関係の就職は難しく全く関係のない出版業界に入りました。
出版業界といってもユーザーのサポート業務がメインの部署だったので、土日の休み明け以外はそんなに忙しくもなく、ほぼ定時で帰れる穏やかな日々でした。給料は安かったけれど。
その2.某ポータルサイトにWebディレクターとして派遣で入社
出版業界の仕事は嫌いではありませんでしたが、デザイン業界の他に手に職をつけるなら
個人サイトを作ったりしていて馴染みのあったWebの世界だろう、と安易に思い、Web業界で仕事を探してみることにしました。
ちなみにデザイン業界への就職は興味はあったものの、個人の趣味として好き勝手にやっていたので半ば諦めムードに・・・
とりあえずフォトショやイラレを活かせる仕事を転職サイトや派遣サイトで探して応募していたのですが、登録していた派遣会社からWebディレクターの仕事を紹介されて、Webディレクターとして働くことになりました。
仕事内容は主に代理店から送られてくる画像データやテキストの品質チェック、案件のスケジュール管理などで、今思えばWebディレクター”アシスタント”でした。
実際、仕事でフォトショやイラレを使ったかというと、フォトショはデザインの修正や見本を作成する際にたまに使用するだけで、イラレはほぼ使用しませんでした。しかし、この当時お世話になった人たちが本当に良い人たちで、Web業界をもっとよく知りたいと思った期間でした。
ただし最初から1年間契約ということもあり、1年後に会社を退社。短い間でした・・・
その3.転職活動を行うもうまく行かずニート生活を半年ほど送る
Web業界への興味は強くなったもの、デザイン系の職を諦めきれずにグラフィックデザイナーやWebデザイナーの職を求め求職中という名のニート生活を送ることに。
正社員に絞って応募していましたが全く受からなかったので、バイトから正社員になれる会社を探し始めることにしました。
その4.某ECサイトのマーケティング部にバイトで入社
マーケティング部なのに募集内容が「HTMLを触ったりWebデザインに興味がある方」という、フォトショやイラレにも触る機会が多そうな求人を発見!即応募しました。
するとバイトということもあり、あっさりと採用!ようやく少しでもデザインに携われる仕事に就職が決定した瞬間でした。
入社後は、募集内容通りにWebデザインに携わる仕事に就いたのですが、そこはマーケティング部・・・ただのWebデザインではなく、SEOを意識したWebサイト設計の技術を習得したり、アクセス解析の基礎などを叩きこまれました。
デザイン系の学校を卒業したとはいえ、Webデザインに関することは知らないことも多く、プライベートで好き勝手作っていた個人サイトとのギャップがありすぎて心が何度も折れることに・・・バイトにも容赦なかったのでダメだしも本当ーーーに多かったです。
その5.1年後に正社員となる
心が何度も折れながらも、「ここで技術をたくさん身につけて自分のものにしてやる!」と思い続け働き続けた結果、1年後には正社員になることができました。
正社員になると、社内コンサルやWeb広告などWebマーケティング業務全般の仕事に携わることが増える一方で、徐々にWebサイトのデザインをしたりフォトショやイラレに触る機会が減少・・・
マーケティング部なので、それが普通の流れ、私が成長している証拠、といえばそれまでなのですが、苦手な数字と向き合う日々が増え続け、30歳手前にしてこれからの働き方を考えるようになりました。
そして入社して7年、信頼していた先輩や部長がここ1〜2年で退社したこともあり、自分も会社を離れることを決意。(今思えば人間関係にもかなり疲れていました・・・)
再度、デザイン関係に多く携われる職を求め転職することにしました。
その6.某女性向けサイトのマーケティング部に入社
担当サイトのWebデザイン(コーダーは別)と企画・運営、Web広告対応をメインにする仕事に就職。しかし気づけばディレクター業務をメインにする、マーケティングディレクターになっていました。
残業時間は当初の予定では月20時間ほどと聞いていたものの、任される業務があれやこれやと増え続け月40〜60の残業が当たり前に。仕事の進め方も肌に合わず、1年で退社しました。
ただ一つ良かったことは、ここでこのブログを立ち上げるきっかけにもなった未経験から32歳でWebデザイナーになった女性に出会ったこと。彼女が居なかったら今の自分も居なかったでしょう。
その7.某メーカーのWeb担当に転職(現在)
これまでに培ってきた技術を認めてくれる会社に出会い、Webデザインを中心としたWeb担当の仕事に就職。今一番仕事にやりがいを感じています!
これまでの流れを見てくれた方なら感じるかもしれませんが、結局私はデザイン、フォトショやイラレが好きで、物を作ることが好きです。それがメインとなる仕事を求めた結果、Webデザインを中心としたWeb担当の仕事に就くことが出来ました。
私のように、Web業界には未経験でも入ることが可能です。そして未経験でWebデザイナーになった人も何人もいます。好きなものを通じて、1人でもWebデザイナーに転職する人が増えればいいなと思っています。