インハウスWebデザイナーのある1日の流れ

Webデザイナーって1日何してるの?と未経験の方は思うかもしれませんが、制作会社勤務・企業の社内Webデザイナー・フリーランスによってそれもまた変わってきます。

今回は企業の社内WebデザイナーことインハウスWebデザイナーのある1日の流れをご紹介します。

インハウスWebデザイナーのある1日

09:45 出社

始業が10時なので、大体15分〜10時分前に出社します。お茶を入れたり、メールの確認や案件の依頼チェックしたりしているとあっという間に10時になります。
メールはGmail、社内連絡には「Slack」を使っています。

10:00 朝会

部署のメンバーと全員のタスクの進捗を確認します。優先して今日やることなどを共有したり「Slack」に届いている全体周知の確認など、大事なことはこの時間に全員で情報共有して漏れを無くします。

10:15 情報収集

Web関連の情報収集&確認。いつも見ているサイトにWebに関する新しい技術や新サービスがないかチェックしに行きます。「これ読んどけ」というような記事は「Slack」にも流れてくるのでそれを確認して、定例ミーティング時に話し合ったりもします。

10:30 業務開始

新規カテゴリページに必要な画像を作成。イメージにあった人物の画像がなかったため、素材サイトに探しにいきます。担当部署から素材を提供して貰えると一番良いのですが、それも半々で、貰えても微妙だったりする場合は自分で探しにいきます。

画像をいくつか選定したら、その中からどれを使うか部署のメンバーや担当部署と相談して決めます。一人で決めても良いのですが後から「これイメージと違わない?」「こっちの方が良いのになんで?」とならないよう、他の人の意見も聞いて最終決定しています。

画像が出来た後はひたすらコーディングです。

13:30〜14:30 昼休憩

私がいる職場では自由にお昼休憩を取っていいので、いつもこのくらいにお昼を取っています。週1くらいのペースで部署のメンバーと外食したりもしますが、社内でお弁当を食べた後に外に出てリフレッシュしたり、本屋に行くことも多いです。

中にいるよりも外に出た方が頭も体もすっきりして良いアイデアが浮かぶことがあるので、昼の時間は積極的に外に出るようにしています。

14:30 資料まとめ

この後のミーティングに必要な提案・説明用の資料をまとめます。資料はパワポやエクセル、Googleドキュメントにまとめることが多いです。

15:00 他部署とのミーティング

某サービスのSEO対策について、担当部署とマーケティング部の担当者とミーティング。Webデザイナーですが、GAやGRCといったツールで自社のデータを確認して、担当部署に改善案を出すことも多いです。

16:30 コーディング

ひたすらコーディングを進めます。大体出来上がったらPCやスマホでデバッグを行います。デバッグとは、ここでは「崩れがないか、リンクが飛ぶか、見た目はこれで良いか」など諸々の確認作業のことを指します。

今回は一部の古いスマホで崩れがあったので調整。問題がなくなるまでこれを繰り返します。出来上がったらディレクターに連絡、担当部署にも確認してもらいます。

19:00 退社

急ぎの案件がないのでこの日は日報を書いて終わり。次の日にやることを整理して退社しました!

残業になったある日の流れ

09:45 出社

残業になりそうな日でもそうでない日も、よほどのことでない限り出社は始業15分〜10時分前で変わらず。メールやSlackに重要なものが来てないかチェックします。

10:00 朝会

朝会は基本毎日行います。

10:15 業務開始

案件が詰まっているので、余裕があれば毎朝やっている「Web関連の情報収集&確認」をこの日はスルーします。

やる事はDTPデザインの作成。DTP担当者が多忙のため、制作経験のあるこっちにDTPの仕事が回ってきたのです。

期日は3日間。某ディレクターが「簡単な修正なので」と依頼してきましたが5つ必要な素材の内2つがありません。「作らないとダメじゃん…この忙しい時に…TT」と気が遠のきます。

制作期間が3日あっても、こっちも1ヶ月先までスケジュールがいっぱいで着手できるのはこの日の午前しかなく、午前の集中できる朝一に仕上げました。

14:00〜14:45 昼休憩

外に出てリフレッシュ。案件が詰まっているので少し早めに戻ります。

14:45 ひたすらコーディング

来週に公開を控える案件Aのコーディングをコツコツと進めます。

19:00 残業スタート

公開2日後に迫っている案件Bがクライアントからの返答が来ず待ちの残業が発生。「今日中に返事を貰います!」と担当部署に言われるものの、いつ返事が来るのか分からずもう1人の担当者と死んだ目になる。

20:00 夕飯にピザを注文

他にも人が残っていたので、リーダーに許可を取りストレス発散&空腹を満たすためにピザを注文。ちょっと元気が出る。

20:30 続コーディング

案件Aのコーディングを進めながら返答を待ちます。

21:00 案件Bの修正

案件Bの返答がやっと来たので修正したものをディレクターと担当部署になげます。面倒な修正はなく、簡単な修正で終えることができてほっとしました。

21:30 退社

問題もないようなので日報を書いて退社!おつかれさまでした。

インハウスWebデザイナーは基本残業は少ない

1日の流れを見て「Webデザイナーは残業が多いって聞いていたけど意外と少なめ?」と思ったかもしれませんが、それはインハウスのWebデザイナーだからです。

制作会社の場合は終電で帰ることも少なくありませんが、インハウスのWebデザイナーはそこまで残業はありません。平均して20〜30時間はありますが、求人を見ると「月10時間未満」という職場をちらほら見るようになりました。

「Webデザイナーになりたいけど、残業はあまりせず出来るだけプライベートを充実させたい」と思う人はインハウスのWebデザイナーで求人を探すと良いでしょう。

探し方は求人サイトや転職エージェントを使って探したりと色々あるので、あなたにあった職場を見つけてくださいね。

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