Photoshopの本はグラッフィックデザイン、イラスト作成、レタッチなどそれぞれに特化した本から、それらの中から代表的な技術をまとめた本まで様々あります。
しかし、買ってから「Webデザインに活かせる技術があんまり載っていなかった」ということにならないよう、今回はWebデザインの際によく使う技術をマスターできる本から作業スピードがUPするおすすめの本を紹介します。
Photoshop しっかり入門
写真加工の技術が基礎からしっかり学べます。サイトに載せるバナーの加工は、この本を読むだけで問題なく出来るようになるでしょう。
ただタイトルに「入門」とありますが、やり方が下記のように一部カットされている場合があるので、「1から100まで手順に全部書いて欲しい」と思う人にとっては戸惑う箇所が少しあるかもしれません。例えるなら下記のような感じです。
・実際は[選択範囲]→[選択範囲を変更]→[拡張]
・本だと[選択範囲]→[拡張]
ですがこの本に載っていることを覚えれば、初心者からも卒業です。最後には「実践的な合成画像をやってみよう」という、これまで覚えてきたことの総仕上げのページがあるので、これができれば達成感も感じられる1冊になっています。
Photoshop 10年使える逆引き手帖
「あれってどうやるんだっけ?」と忘れてしまったやり方や、「偶然見かけたあの技法どうやるんだろう?」といったちょっとした疑問を解決するのに便利なのが本書です。
その時知りたいことを調べる時に開く辞書代わりになる本なので、Photoshop初心者というよりも、「入門書」レベルの技術を多少は理解しているPhotoshop慣れしてきた人におすすめの本です。
逆引き本を一冊手元に持っていると、目次から知りたいことを見つけてページに飛んで確認するだけなので便利で良いですよ!
神速Photoshop [Webデザイン編]
「時間が足りない!」「もっと作業スピードを上げたい!」と思っている人に読んで欲しいのがこちら。本書には今やっている作業が3分の1、もしくはそれ以上に短縮できるテクニックが89本も載っています。
1つ30分かかっていた作業が10分ででき、他に60分かかっていた作業が10分で終わったらどれだけ時間に余裕ができるでしょう。
「え!?これにそんな時短方法があったの!?」と、目から鱗なテクニックばかりが載っているので、いつも時間に追われている人や独学でずっとやってきた人には特に読んで欲しい1冊です。
超時短Photoshopシリーズ
Photoshopの本は様々なテクニックがまとめて載っている本がほとんどですが、このシリーズは違います。
- 超時短Photoshop「選択範囲とマスク」速攻アップ!
- 超時短Photoshop「レイヤーとスタイル」速攻アップ!
- 超時短Photoshop「人物写真の補正」速攻アップ!
- 超時短Photoshop「写真の色補正」速攻アップ!
と、現在この4種類の本が発売されていて「自分が苦手とする内容の本だけ」を選んで買うことができるんです。「選択範囲とマスク」が苦手だけど、どの本を買ったら良いか分からないと思っているような方はこのシリーズがおすすめです!
しかもただテクニックを覚えるだけではなく、本書は「超時短」になるテクニックを教えてくれる良いことずくしの1冊です。
プロになるためのWebデザイン入門講座 実践で役立つPhotoshop&Illustrator徹底ガイド
最後に「もっと初心者が初めに読む本が知りたい」という人に向けに1冊。
PhotoshopとIllustratorが一緒に説明されている本になりますが、これを読めばWebデザインに関する色彩や配色の基礎的なことから、PhotoshopをWebデザインで効率的に使う方法、実際にWebサイトをデザインする流れまでが一通り学ぶことが出来ます。
Photoshopを使ってカフェサイトをデザインし、最後はそれをHTMLとCSSを使ってコーディングする所まで教えてくれます。
細かく丁寧に説明してくれているので、Webデザイナーをこれから目指そうと考えている人には一押しの本です。
まとめ
Webデザインに活かせるPhotoshopの本として、今回はこの5冊を紹介しました。どれもおすすめなので、気になる本が出来たら読んでみてくださいね。また、Photoshopの本は毎年いろんな本が出てくるので、良い本があればまた順次紹介していきます。
次はIllustratorのおすすめ本も紹介予定です。