気になる企業に応募しようと思っても志望動機で悩んでしまう…そんなWebデザイナー未経験者のために、書き方のポイントと例文をまとめました。
書いてはいけないNGワードも紹介しているので、志望動機を書く時のヒントにしてみてください。
書き方のポイント
・質問に対する答えを最初に書く
・Webデザイナーになろうと思ったきっかけを書く
・その会社に応募しようと思った理由を書く
・今までの職務経歴の中から活かせる部分をアピールする
最初の「質問に対する回答を最初に書く」とは、志望動機のことです。
これが最初にあると次の文章も読んでもらいやすくなり、採用担当者にあなたの志望動機が伝わりやすくなります。逆に最後に質問に対する答えを持ってくると印象が弱くなるので、志望動機が頭に入りづらくなります。
最初に「質問に対する答えを最初に書く」ことを念頭に、残り3つを文章の中に入れてみてみましょう。
関連記事「未経験からWebデザイナーに応募する人が書類選考で受かる4つのポイント」
志望動機の例文
アパレル店員からWebデザイナーに転職する場合
貴社の求人やWebサイトにある「個性を重ねあわせ、力を発揮しよう」「遊び心を活かす仕事」というコンセプトに惹かれ、応募しました。
新卒からの5年間アパレル店員として販売から売上管理、販売促進を担当してきましたが、近年はWebサイトからの売り上げが増加傾向にあり、お客様が使いやすく売り上げが上がるようなサイトを自分が作りたい、という気持ちが高まりWebデザイナーへの転職を決意しました。
日頃から個性的なファッションや物が好きで、貴社の作るサイトを見て、私もこのようなサイトを多く作って利用者に満足してもらいたいと感じました。
Webデザインの実務経験はなくまだまだ勉強する事は多いですが、販売員として培ったコミュニケーション能力や個性を活かし、貴社の業績アップに貢献したいと思います。是非、面接の機会をよろしくお願いいたします。
簡単な例ですが、流れでいうとこのような形になります。
質問に対する答え→Webデザイナーになろうと思ったきっかけ→その会社に応募しようと思った理由→今までの職務経歴の中から活かせる部分をアピールの順番で構成しています。
書いてはいけないNGワード
「未経験者OKだったので」「研修があるのに惹かれて」「貴社でなら勉強できると思い」というような言葉は、あまり良い捉え方をされません。
何かを習いに行くスクールで言う言葉なら向上心があって良いなと思われるかもしれませんが、会社は学びの場ではありません。会社の成長や売上にあなたが貢献することを求められます。
また、「給与や待遇が魅力的だから」という言葉も「給与が良ければどの会社でも良いのでは、すぐ給与が良い会社に転職するのでは」と思われるので、避けた方がいいです。
志望動機を書くポイントまとめ
・質問に対する答えを最初に書く
・Webデザイナーになろうと思ったきっかけを書く
・その会社に応募しようと思った理由を書く
・今までの職務経歴の中から活かせる部分をアピールする
これが出きているか、志望動機を書いたあとに必ずチェックしてみてください。このコツを掴めば、今まで書けなかった志望動機もある程度書けるようになると思います。
「活かせる部分がない」「自分の強みが分からない」という場合は、本やWebで自分の強みを知る診断テストをやってヒントを見つけましょう。
自分で気づいていない、または忘れているだけで企業にアピールできる部分は少なからずあります。
Webの場合はリクナビNEXTのサイトに「グッドポイント診断」という無料で受けれる診断があります。結果が出るのに1回30分前後はかかってしまいますが、質問の数が300弱もある本格的な診断なので、これを利用しない手はありません。
関連記事「長所が分からないなら知ればOK!自分の長所を客観的に見つける方法【グッドポイント診断】」
あなたの熱意が採用担当者に伝わり評価してもらえるよう、少しずつでも良いので頑張ってください!
最後に、志望動機も大事だけど
Webデザイナーの求人に応募する際、一番大事なのはポートフォリオサイトの内容です。何故なら、あなたのスキルやセンスは志望動機の文面では分からないからです。
志望動機を読んで「良いな」と思われても、ポートフォリオサイトの出来が微妙では、アルバイトの募集ではない限り採用は難しいでしょう。
志望動機をよく考えると共に、ポートフォリオサイトが最低限のクオリティになっているか今一度見直してみることもおすすめします。
関連記事「転職に必須となるポートフォリオサイトの作り方」