面接時にWebデザイナーが聞いておきたい逆質問一覧

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれますよね。その質問は企業への興味や関心を持っている姿勢を示す機会でもあり、あなたがその会社に合っているかを知るチャンスでもあります。

募集要項にも企業のサイトにも載っておらず、面接時にも詳しい説明がなかった場合に確認しておきたい質問をまとめました。

1日または1週間の仕事の流れを教えていただけますか

残業のことをいきなり聞いても心象を悪くするので、仕事の流れを把握をするためにも既存社員の1日または1週間のスケジュールを聞いておきましょう。

新規ページの作成と更新と修正の割合、ミーティングの多さなども分かるので、自分にその会社が合っているか見極める1つのポイントになります。

更新頻度と納期のスケジュールを教えてください

1週間のスケジュールを聞いて、それでも更新頻度や納期のスケジュールが分からなかった場合は、それらがどれくらいなのかを聞いておきましょう。

ルーチンワークをこなす期間、大きなプロジェクトに携わる期間でも差が出てくるので、現状の状況を把握するのに知りたいところです。

使用ソフトのVer.や作業環境を教えてください

Adobeのツールの場合、最新のCCやCS6を使っている企業がほとんどだとは思いますが、それ以前のVer.を使っている企業の場合、Ver.UPの予定があるか聞いてみましょう。

自分が使っているVer.より古い場合は、よく使っている機能でも未対応の可能性があり業務に支障をきたす場合があります。

古いVer.をUPしてくれそうにない企業だとデザイナーの価値が低く見られていたり、仕事の優先度が低い可能性があるのであまりおすすめできません。

また、PCはWindowsかMacなのか選択制なのかも聞いておくと良いでしょう。

一緒に働くWebデザイナーの年齢や人数を教えてください

職場の働きやすさや雰囲気は、一緒に働くメンバーによって大きく変わってきます。

Web企業の場合、平均年齢が30歳前後と若い場合が多いですが、同世代が多いのか少し歳の離れたメンバーが多いのか知っておけば入社後にギャップが発生することも少ないでしょう。

システム対応をしてくれる人は社内にいますか?外注ですか?

まず応募しようとしている企業のWebサイトをみてください。そこにシステム部はありますか?ない場合、その企業のシステム対応は社外にいるグループ会社の人間か、外注による対応の可能性が考えられます。

システム対応をしてくれる人が社内にいない場合、もしも問題が起こったとしても電話やメールだけでの対応では確認が遅れたり、解決出来ずに来てもらうまで対応が遅れることがあります。

ミーティングをしていてもシステムに関することは都度「外部の人間に確認」となるのでタイムロスが生まれます。Webデザイナーの仕事はシステムが絡む部分も多いので、なるべく社内にシステム対応をしてくれる人間がいる方がスムーズにいきます。

Web関係の企業に務める場合は、デザイン部もシステム部もある所がほとんどですが、その他の企業や少人数の職場ではWebデザイナーは自分1人でシステム部もない、というケースもあるので事前に分からない場合は面接の場でしっかり確認しましょう。

CMSは何というシステム名ですか

CMSを使う更新作業やページ作業がメインになる場合、そのCMSが何というCMSなのかを確認しておきましょう。

WordPressなど有名なCMSであれば良いですが、聞いたことのないCMSやその会社独自のCMSの場合、慣れるまで作業に時間がかかる可能性があります。

中にはWordPressにあるような「予約投稿」や「画像アップロード機能」がなかったり、CMSを使っているのにhtmlで全部直打ちした方が早いんじゃ…?と思うような使い勝手の悪いCMSも存在します。

マイナーなCMSだと周りに使っている人もおらず相談も出来ないので、よく考えて入社を決めましょう。

差し支えなければ査定の方法について教えてください

最初にお金のことを聞いてしまうと、「仕事内容よりお金が優先なのでは」と捉われがちなので、他の質問をいくつかした後に評価制度について聞いてみましょう。

ホワイト企業だと目標を達成したり売上げに貢献すると頑張った分だけ評価されますが、評価制度のない不透明な企業はブラック企業の可能性があります。

入ってから「知らなかった、聞いてない」とならないよう、昇給や昇格のタイミングなどWebデザイナーをどのように評価しているのかを確認するのは大事なポイントです。

逆質問についてのまとめ

逆質問は、事前に募集要項や企業サイトで調べれば分かることを聞くのではなく、どこにも載っていないけど知りたい仕事に関することを聞くのがポイントです。

調べればすぐ分かることを聞くと「この人はうちの会社をろくに調べずに面接に来てるな」と思われるので、まずはよくその企業について調べましょう。

逆質問はあなたも企業もお互いを知る良い機会です。怖がらず積極的に聞いてみてくださいね。

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